納骨堂が完成しました

　少子化によってお墓を維持することが困難になり、「墓じまい」の大きなストレスを抱えている人が増えてきています。 そこで宝持院に、大切な人の供養を願いながらも、お墓を持つことができない人のための納骨堂を整備しました。
　「夫婦納骨室」は伴侶を失った方の遺骨を預かって供養し、もう一人が旅立った後、13回忌まで一緒に供養してから永代供養墓に移管します。独身者のための「単身納骨室」も用意しました。
　利用するためのもっとも大切な条件は、ご供養したい気持ちがあるかどうかです。いつでも、いつまでも元気にお参りができるよう、宝持院の近くにお住まいの方に優先してお譲りします。

お地蔵さんに導かれ

　納骨堂には、半世紀を超える眠りから目覚めたお地蔵様が安置されています。 使われなくなったお堂で、すきま風にさらされていたお地蔵さんや閻魔さまが、見違えるようにきれいに修復されました。
　お地蔵さまは左手に宝珠を持ち、右手に錫杖を握っています 。宝珠はあらゆる願望を叶える宝の球で錫杖は行脚に携える杖です。 お地蔵さまが衆生の声に従って、いかなるところにも赴くことを表しています。

利用料など

利用料

夫婦納骨室　　２柱　70万円
単身納骨室　　１柱　30万円

利用規定、詳細

生前予約ができますが、利用条件などの詳細は利用規定をご覧ください。
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